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2025.02.26クレームにもすぐ分析出来お応え出来る企業!立成化学!!

皆様!おはようございます。いつもコチラのウレタンゴム加工.COMのホーム
ページ並びにこのウレタンのブログをお読みいただき誠にありがとうございます。

2月ももう終わりですね。1月は行く!2月は逃げる!3月は去る!という位
にあっという間に過ぎる3か月ですが、本当にその通りでこの2月は色んな事
がありすぎました。それもあまり良い事は起こらないで悪い事ばかりでした。

しかし、それを何とかいい方向に!と懸命に事業活動を行っておりますので、
コチラのウレタンゴム加工.COMの読者(お客)様におかれましては、品質には
厳しく心情的には温かい目で見て頂ければ幸いです。


今回のブログの内容も最初は決して良い内容ではありませんが、この事がいい方向
になる!という文章になっております。しばらくの間お付き合いくださいませ。

 

少し寸法が出ていませんよ!

 

とあるお客様から長年ご注文を頂き、お仕事をさせて頂いていますウレタンライニング
品の寸法が少しヒケテルと。。。ヒケテル=寸法が少しマイナス目に出てる事を言います。

恐らく、そのウレタンライニング品は大よそ2万個くらいは納めさせて頂いていると
思われます。しかし、その様なご指摘(世間的にはクレームと言うんですかね)を受けた
のは初めてでしたので、当社としては戸惑いました。

しかし、お客様が納得されなかったモノを素早く対応するのがわが社のモットーの為
先週の金曜日に一報を受けましたので、三連休あけの火曜日の朝一(営業時間が9時から
のお客様)の9時にお客様にお邪魔しました。

 

確かに寸法が出ていませんでした。


お客様の所には、以下の3点をもって伺いました。

  1. 実際そのウレタンライニング品を注型している金型
  2. ウレタンライニング品の図面
  3. 軍手

 

①、②は当然と言えば当然です。しかしながら、この寒さと金型には離型剤なるもの
が付着していますので軍手を用意してお客様の元に伺う事が出来たのは私に未だ
心情的に余裕があったのかもしれませんね。

 

心の余裕はあったのですが、製品の寸法には余裕もなく確かにお客様の仰る通り
収めさせていただいた内の何個かは寸法が引けていました。早速、その場でウレタン
ライニング品の寸法をノギスで測定して寸法が引けているものは持って帰りました。

 

 

社内で3Dスキャナーで金型を測定してみました。


一体、今回の寸法小!の原因は何なのか?を社内で検証しようと考えました。
その中で不具合の原因になりそうな要素を3つ挙げてみました。

 

  1. 金型が原因?
  2. 注型現場の作業ミス?(注型の時に金型にバリが噛んでいた)
  3. 仕上げ作業ミス?(仕上げの時にウレタンも削ってしまった)

 

考えられる要因の第一に挙げられる金型を当社で昨年9月に導入した3Dスキャナーで
寸法測定を行ってみました。

 

 

金型の表面と裏面をそれぞれに3Dスキャナーでスキャンを行い、それぞれを3Dのデータ
化に落とし込みました。

 

その後、3Dデータ化した金型の表面と裏面のデータ合成行いました。コレが結構時間が
掛かるお仕事であります。金型上下面の同じ場所を合成させるというのがなかなか難しい
んです。

 

しかし、3Dスキャナーを導入した頃に比べると圧倒的にスキルもスピードも正確性も
上がって来ています。

 

上記の写真は、金型の上下面を3Dデータ化して合成したデータを測定したモノ
です。この3Dスキャナーはノギスでは上手く測定出来ない場所もこの様にデータ
を読み取る事が正確な寸法測定が出来る優れモノです。

 

さて、ここまでの事が昨日の内に出来ましたが、実際まだクレーム対しての真の原因
(なぜ起こったのか)は掴めずに居ます。しかし、このデータを基に現場に落とし込み
解決策が早急に見つかるはずです。

引き続き対応に当たっていきます。もう少しお待ちくださいませ。ご迷惑をお掛けした
お客様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。


本日もコチラのウレタンゴム加工.COMのブログをお読みいただき誠にありがとうご
ざいます。今後とも、ウレタン製品の中でホンモノのウレタンを追究していいモノづ
くりをしていきます。何卒宜しくお願い致します。

 

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