ウレタンゴム加工.com

新着情報&ブログblog

2025.10.20久しぶりのガッツリの現場仕事の週末2Days

皆様!おはようございます!いつもウレタンゴム加工.COMをご覧いただき
ありがとうございます。本日は10月20日で、もう10月も終わりに近づき
残る所、2025年も後2ヶ月になって来ましたね。

其れでも、まだウレタンゴム加工.COMでは半袖のピンクの作業服を着て全員
頑張っております。暑い・熱い2025年はまだまだ終わりそうにありません。
2025年!並びに来る(きたる)2026年も御贔屓にお願い致します。

さて、このウレタンゴム加工.COMのブログも現場仕事の充実ぶりとは対照的に
少し音沙汰なしでありましたね。申し訳ございません。現場の充実ぶりとこの
ウレタンゴム加工.COMのHPの充実ぶりはどうしても反比例してしまいます。

本当は、ウレタンゴム加工.こと立成化学工業所の現場の充実してる時こそこの
HPの充実させていかないとイケないのですが。。。また、少し褌を締め直して
このHPに訪れて頂けるお客様の為にしっかりとウレタンゴムのお得情報を
お届けしてい行きます。

 

土日出勤にて現場仕事の2日間!!


一昨日、昨日とウレタンゴム加工.COMの代表を務めさせて頂いてる私が
2日間ガッツリと現場お仕事をさせて頂きました。久しぶりに注型ウレタン
の現場仕事をしてみると色んな事が気づかされます。その様な事を2~3
個挙げてみて、注型ウレタンのお仕事は何なんだ!?という事を深堀して
いきたいと考えます。

 

気づかされた事は以下の3つです。

 

  1. 注型ウレタン加工は手間暇が掛かる
  2. 注型ウレタン加工は人の琴線に触れるお仕事である
  3. 注型ウレタン加工は地味だが深みがある

 

①注型ウレタン加工は手間暇が掛かる!

この事は常日頃から考えていますが、本当にこの2日間一人で現場仕事を
していると、特に思い知らせれます。注型ウレタン加工でやるべき事を箇条書き
で表すとこんな感じです。

 

  • ウレタン原材料を用意する
  • ウレタン原材料と反応させる硬化剤を用意する
  • ウレタン原材料を小分けするPPビーカーを丁寧に掃除して用意する
  • PPビーカーを加温して一定の温度で保温する(原材料と同じ温度にする)
  • 原材料を加温して一定の温度で保温してその日に使用する分だけ小分けする
  • 硬化剤を顆粒状から液状に溶融する

 

ここまでが準備段階です。ココを手抜きしてしまいますと、ウレタンゴム製品の品質
の良否に関わります。よってこの工程は念には念を入れて行っております。

ココまでの前工程が6工程後!その後実際の注型工程と後工程がありかなりの神経を使います。
実際の注型工程ではどんな気遣いがあるでしょうか。少しお話しさせて頂きます。

 

  • 小分けした液状のウレタン原材料を一定の温度まで加温する
  • ウレタン原材料に対応する硬化剤を溶融する
  • 熱盤の上で加温されてる金型の離型剤処理を施し綺麗に拭きあげる
  • ウレタン原材料を成型(注型)する品物に合わして計量する。(必ず脱泡は行う)
  • 硬化剤を計量されたウレタン原材料の配合比に合わせて計量する

 

ここまでが、また実際の注型工程に進むまでの工程ですね。ここから、実際のウレタン
注型を行います。注型ウレタンのお仕事も結構多岐に渡って気を遣います。

 

  • ウレタン原材料の加温温度を一定に保つ(ココまでは絶対加温するという温度があります)
  • ウレタン原材料に対応する硬化剤の加温温度も一定に保つ
  • 熱盤の上で加温されている金型に芯金(ライニング加工の場合)をセットする
  • ウレタン原材料と硬化剤が一定の温度に達したのを確認して攪拌仕事を行う
  • 攪拌でエアーが巻き込んだ時は、再脱泡を行う
  • 再脱泡でエアー(泡)が抜けたのを確認して注型仕事を行う

 

ココまでが実際の注型工程です。どうでしょうか?ウレタン注型工程までに関わるお仕事は
16工程!それに注型工程を合わせますと17工程です。この工程を蔑ろにすると、ウレタン
の製品の品質はとんでもない事になります。しっかりと気を遣って行っています。

 

 

その17工程を終え、後の3工程を行ったのが上記の写真の製品です。あとの3工程は。。。

 

  • 一次加硫で結合した手(炭素や酸素や窒素や塩素)が離れない様にスグ加硫炉に
    投入する
  • 一次加硫の温度で熟成では、温度×時間が足らないので2次加硫を行う
  • 2次加硫を行った後に22度×7日間を経てウレタンの物性を安定させる

 

実は、最後の1工程は当社ではなかなか行えておりません。恐らく、最後の20工程目
をしていると経済活動上!お客様にご迷惑を掛けてしまうからです。何故なら。。。。
お客様とは約束しています納期がございます。その納期を間に合わす為には、一昼夜(約10時間)
所定の温度で二次加硫を致せば、ウレタンの物性にはなんら影響がない!とウレタン原材料
メーカー様のカタログにはうたっております。

勿論、納期的に許されるならば、所定の温度で加硫炉にて2次加硫を行った後に平常気温(22度)
で7日間熟成させる方がウレタンの物性的には安定致します。

安心して下さいませ。。。当社の成型(注型)したウレタン製品は外観的にも・物性的にもお客様から
お褒めを頂ける位高品質だと自負しております(特に金型の温度・原材料の温度に拘っています)。


本日は、10月18日・19日で行いました私の現場仕事で気づいた点をお知らせ致しました。

今後とも急ぎのお仕事の場合。。。昼夜問わず、休日・平日問わず私が対応させて頂きます
(社員さんは対応しませんので悪しからず。。。)。宜しくお願い致します。

 

ありがとうございました。

 

 

 

関連のありそうな記事

1件コメントがあります

  1. EFaloks より:

    毎日ボーナスをもらうのは、日本の会社員が毎朝コンビニでおにぎりを買うくらい習慣化できる。 https://azino-cas-official.top/

コメントをどうぞ

お名前
メールアドレス
URL
コメント本文

ウレタンゴムローラー復活サービス 古くなったゴムローラーを巻き替えします

ウレタンゴム加工のことなら何でも!
お問い合わせ・お見積もりはお気軽にどうぞ!

受付9時〜18時(休み:土日祝)078-927-5112  078-927-5114
ウレタンゴムのことならお問い合わせください!
ウレタンゴムローラー復活サービス 古くなったゴムローラーを巻き替えします
© 2025 株式会社立成化学工業所
TOPへ