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2024.11.13ウレタン注型品の正しい作り方!!

皆様、いつもコチラのウレタンゴム加工.COMのホームページをご覧
くださり誠にありがとうございます。やっと秋が来たらと思いましたら
又夏?に逆戻りだったり、一気に冬が来た感じもあり、四季の良さが
売りだった日本も二季の国(夏と冬のみ)になりそうですね。

私共、注型ウレタン屋にとってはこの季節は本当に有難く、何と言っても
湿度が低い!というのが良いですね。水分(湿度)は、ウレタン原材料にと
っては天敵ですのでこの有難さに感謝して日々注型活動を推し進めて行き
ます。

今回のblogのタイトルにあります、正しい作り方!と言っても大上段から
見下ろした論評を展開する訳ではございません。私どもが普段、ウレタン
注型で気を付けている事を再確認し、本当に其れがお客様の為に役立って
いるのかを検証していきたいと思っております。

このblogを書くキッカケになった事象を少しお話しさせて頂きますね。実は、
今朝!いつもの様にお弁当を作っていた所、TVでこんな企画をしていました。


お店(ラーメン屋)さんで食べてる様なインスタントラーメンの作り方

 

いつも私共もよく食べているインスタントの袋(ラーメン)麵。何も考えずに作って
おり、ある程度お腹が空いている時は美味しいのです。しかし、やはりお店さんで
食べるラーメンとは雲泥の差があり、其れを解消したい!という事でインスタント
ラーメンの専門家さんが次章の様な持論を展開されていました。


インスタント(袋)ラーメンが如何にもお店さんで食べている様な美味しさ!に
なる調理法ベスト3!!


 

  1. お水から沸騰さすのではなくお湯(500ml)から沸騰させて麺を投入する
  2. ラーメンを入れる(ラーメン)鉢は事前にお湯で温めておく
  3. ラーメンの麺を解すタイミングは2/3(3分で解すなら2分)の時点で行う

という事らしいです。実際、その後某TV局の女子アナさんが目隠しをして。。。
①いつもの様に作ったインスタント(袋麺)ラーメン!②上記の3つの事例を忠実に
守って作ったインスタント(袋麺)ラーメン!を食べ比べた所、見事にどちらが
お店で食べる様なインスタント(袋麺)ラーメンですか?というクイズに正解
されていました。

その違いは、やはり麺の食感が明らかだそうです。上記の決め事を忠実に守ったイン
スタント(袋)ラーメンはまるでお店さんで食べている様な麺のモチモチ感があるらし
いです。皆様も是非一度試して下さいませ。

其れほど、製造を何気にするのと決められた事を忠実に行った製造とは明らかに
違うんですね。

 


注型ウレタン製品の正しい作り方

 

上記の見解を元に、私共も再度考えてみました。まるでプロの様な(いや、実際プロ
なのですが)注型ウレタン製品の作り方の拘りベスト3を。

 

  1. 計量するカップはウレタン原材料と同じ位の温度にしておく
  2. 原材料の温度が所定の温度に達しないと絶対攪拌作業には移らない
  3. 金型の温度が所定の温度に達していないと攪拌後のウレタン材料でも
    容赦なく破棄する

 

この様な気持ちでいつも注型ウレタンのお仕事を行っています。其処を徹底する
様になると、まるでプロの様な(いや、実際プロなのですが)注型ウレタン製品が
出来上がります。

 

(朝から加温をしている計量カップ)

 

(熱盤の温度が金型に正確に伝わる様に保温の
為に保熱シートを掛けています)


私共の注型ウレタン製品は流石にモチモチ感という訳ではありません。しかし、ここ最近
の当社の注型ウレタン製品は硬度が本当に安定しております。ゴムのJIS硬度は±5度と
言われておりそれでも物性的にはOKを頂きます。しかし、最近の我が社の注型ウレタン製品
の硬度は±2度~3度位に落ち着いています。

其れは、何を証明してるかと言いますと、注型ウレタン製品の物性(引っ張り強度・引き裂け
強度・モジュラス等)が安定してるんですね。

その物性の安定を促しているのが普段からの我が社で積極的に展開している3S活動だと思わ
れます。

 

↑プレス台も毎日綺麗に上下の熱盤を拭いています。



↑この金型は常温で注型する製品の為、保温シートを敢えて掛けていません。


私共は、お客様に大切な・大切なお金を頂いてお仕事(商い)を行っております。
故に注型ウレタン製品作りには妥協する事なく行っていきます。コレからも
その精神だけは持ち続けて企業活動を行っていきたいと肝に銘じております。

本日もお忙しい中、コチラのウレタンゴム加工.COMのホームページを見つけて
頂き、尚且つ拙いblogを読んで頂き誠にありがとうございました。コレからも
何卒宜しくお願い致します。

 

 

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