ウレタンゴム加工会社 2代目社長の挑戦ブログ

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ゴム(当社ではウレタン)というのは、加熱していくと、ゴム(ウレタン)の分子間の

運動が活発になっていき、分子間結合が流れて行き(崩れて行き)、

ゴム(ウレタン)としての弾性がなくなって行きます。

ヤング率が高くなっていくという言い方も出来ます。

逆に、温度が下がって行くと、分子間活動が不活発に成り、最終的には

結晶化(凍結化)して行きます。

この結晶(凍結)化していく温度をガラス転移点(Tg )と呼びます。

Tg=glass(ガラス) transition(移行) temperature(温度)

当社のウレタン材料でもガラス転移点が高い材料が有ります。

そういうウレタン材料の取り扱いには冬場は特に気を付けております。

一次加硫の成型温度(〇〇〇℃±5℃)に気を遣い、一次加硫から

二次加硫にも直ぐに移行するように気を付けています。

特に二次加硫でも夏場より長めに行う様

(〇〇〇℃×〇〇H+〇〇〇℃×〇日間)徹底しております。

ご清聴有難うございました。


2012年12月22日

当社は、ウレタンゴムの加工をしていますが、そのお仕事の8割はウレタンゴムライニング

なのです。ウレタンゴムライニングとは、金具(鉄・SUS・アルミ・真鍮)にウレタンを

焼き付けするのです。

ウレタンを焼付け!?っていうのは又明日話します。

今日は、そのアルミや鉄のイオン化傾向が当社の仕事とどう関わっているのか?

を考えてみたいです。

それは、ずばり金属の腐食の事なんです。

金属の腐食は、金属に混在する不純物または異種金属の接触に寄って局部電池が

出来る為に起こるので有ります。

当社で鉄とアルミという異種金属が接触するのは、ウレタンゴムライニングをして不適合を

出してしまい、もう一度ウレタンゴムライニングする為に鉄やアルミからウレタンを膨潤させ

ウレタンを剥がす時に起こる時で有ります。

アルミにライニングした部品と鉄にライニングした部品を剥がす為に同じの容器の溶剤

に決して漬けないようにしています。

何故なら、鉄(Fe)の腐食がアルミ(AL)に移ってしまいアルミの芯金がダメに成って

しまうからである。

本当は不適合を出さない事が一番なんですがね。

金属には陽イオンになり易いものと、陽イオンになりにくいものとが有ります。

陽イオンになり易いものをイオン化傾向が大、陽イオンになりにくいものがイオン化傾向が

小という。そして、必ず腐食はイオン化傾向の小さいものから大きいものに移るので有ります。

私が、この会社に来てまなし(16年ほど前に)に先代から教わった事を書いてみました。

ご清聴有難うございました。


注型ウレタンゴムには2種類有ります。

エーテル系・・・-O- (0とは酸素です) 一般的なウレタンゴムです。
         耐水性には優れている(加水分解しにくい)

エステル系・・・-COO- (Cは炭素です。) 機械的強度には優れているウレタンゴムです。
         水(H2Oと反応して酸とアルコールに分解される。(加水分解)

         -COO-+H2O→COOH+OH

一般的には硬さの低い領域ではエステル系・硬さの高い領域ではエーテル系です。

主な用途は工業用ロール類・自動車部品・電機部品・ベルト・ソリッドタイヤなどです。
当社で多いのは、ATM機器部品と・自動販売機部品・紙送りローラー等です。

下の写真は当社で作ったウレタン野球ボールです。

 


本日も北海道のお客様からのお仕事
をさせて頂き、発送させて頂き
ました。

寒いだろう北海道でウチのウレタン
加工製品‼顔晴って欲しいです。


ウレタンの製造方法には3つあります。
①ミラブルタイプ(普通の合成ゴムの加工方法)
 ウレタンゴムを練って生地にして、その生地を金型にセット
 してプレスします。
 特徴・・・生産性が良い 欠点・・物性が悪い。加水分解しやすい

②インジェクションタイプ(樹脂の加工方法)
 熱可塑性ウレタン←熱で材料を溶かして加工する
 ペレット上のウレタンを熱で溶かして注入していく
 特徴・・・製品単価は安価に出来る 欠点・・・金型。成型機が高いので1点の注文が多くないとペイできな
      い。

③キャスタブルタイプ(注型)
 これは、我社でしている加工方法です。
 液状のウレタンと硬化剤を攪拌して、熱盤の上で熱せられた金型の中に
 ウレタンを注ぎ込む。そこで、一次加硫して(金型内)、その品物を一昼夜
 加硫炉(高温の炉←パンを焼くオーブンみたいなモノ)にて熟成して
 物性を整える(安定さす)。
 特徴・・・金型が安価・設備が安価・複雑な形状も出来る。後加工がしやすい。
      物性が良い。
 欠点・・・生産性が悪い。

ご清聴有難うございました。

宜しくお願い致します。


当社は、注型ウレタンゴムをしていますが、ウレタンゴムの硬度は色々
扱っています。

それぞれの硬度によって硬化時間に開きが有ります。

当社で一番低い硬度は15度位です。

その硬化時間は約2時間掛かります。

その扱いは、本当に気を付けながら
しないといけません。

昨日、恥ずかしながら私がそういう事
に余り気を付けず製品を触ってしまい
ダメにしてしまいました。

まだ、硬化が甘い時に製品を扱う軍手
(金型に熱が掛かってる為熱い)で触って
しまい、軍手の後がついてしまいました。

やはり、色んな事に気を配りながら
しないとイケナイ当社の仕事は
誇り高き仕事なんだ‼と
確信しました。

 


①ブラスト処理の不足
ブラストを行う理由と致しましては
表面(ウレタンゴムがライニングされ
る)の表面積を上げると云うことが
最大の理由です。
ウレタンが付く面積が上がれば
当然グリップ力が上がります。

②脱脂不足
サンドブラスト後の脱脂も行えて
無いのか、又、鉄は内部に気泡を
含み易く、従って水分も含み易い
ので、蒸気脱脂が好ましいです。

③接着剤塗布の不足
通常2〜3回のハケ塗りが好ましい
接着剤の濃度に注意すべきです。

こういう事に気を付ければ、
ハガレの問題は改善されると言えます。


2012年12月15日

ウレタンゴムの最大の特徴は耐摩耗性と力学的性質が優れている

という点です。抗張力が大きいと言えば良いんでしょうか。

この強度の要因は、プレポリマーの鎖伸張と架橋が極めて規則正しく

行われることに因って起こる物性である。

ウレタンゴムは、合成ゴムの中では殆どゴム弾性を失ってしまう

高硬度領域でも、充填剤無しで、充分な強度とゴム弾性体と

しての機能を保持できる。

純ゴム配合というのがやはり強いので有る。

ウレタン材料と硬化剤だけですから。注型ウレタンゴムの場合。


成型温度は、手のひらサイズのウレタンゴム加工の立成化学工業所では

〇〇℃±5℃に設定していて管理しています。

特にウレタンゴムの低温度のモノは、成型出来るが、成型温度に因って

かなり異なったモノになり、立成化学工業所では要注意に目を光らしています。

ウレタンゴムの成型の場合、一般的に低温(〇〇℃)で成型すると高硬度に

成り、高温(〇〇〇℃以上)でウレタン成型すると低硬度になる。

又、攪拌前の樹脂(ウレタン)の温度が低いと低硬度になり、

その反対は高硬度になる。

これは、例えばウレタン硬度が90度狙いの場合、高硬度の場合は

95度位になり。低硬度なら85度位になるという意味です。

原料の温度も〇〇℃が適当と思われます。

成型温度って言うのは、熱盤の温度でも無く、加硫炉の温度でも無く

金型の温度です。それ故に、当社では金型にしっかり熱盤の温度が

伝わるように熱盤の上は綺麗にしています。


仕事っていうのは、ちょっとした気配りが大切です。

ウチの会社はウレタン加工をしているのですが、

その中で注型(ウレタンを型に注ぎ込む)という作業が有ります。

その注型の前にウレタンゴムと硬化剤を混ぜる攪拌(かくはん)と

いう作業があり、その作業こそがウレタンの良し悪し(物性)を決めます。

その前にウレタンの硬度を決定したり、着色したりする作業も有ります。

内は、小さい品物ばかりをしているので、攪拌もペラを使っての

ハンドミックスです。そのペらへのちょっとした心配りです。

エーテル系を攪拌するペラとエステル系を攪拌ペラは一緒に

使わない。又、その中でも硬度によってペラを替えている。

それと一度硬化剤とウレタンを攪拌したペラは、他の用途

(硬度決定の為、着色の為に使用する)には使用しない。

硬化剤が少しでもついていたら、その硬化剤が悪さ(化学反応)をしてしまうので。

そんなちょっとした拘り(心遣い)があってこそ良い品物を

作れるんだと思います。

ウチの社員さんはそういうちょっとした心配りが出来る社員さん

ばかりです。

有難うございます。

 




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